
『彼は秘密の女ともだち』あらすじを読めば観たくなる!感想も紹介
嘘偽りない自分を受け入れ
人生を歩む勇気をくれる映画。
「彼は秘密の女ともだち」
本作は2014年に公開された映画で
監督は2003年公開「スイミングプール」
などで監督を務めた
フランソワ・オゾン監督が務めています。
本作は奇妙な友情を育む中で人生を輝かせていく姿を描いています。
『彼は秘密の女ともだち』あらすじ
出典:映画.com
親友が亡くなり落ち込んでいた
クレール(アナイス・ドゥムースティエ)は
親友の夫ダヴィッド(ロマン・デュリス)と
赤ちゃんの様子を見るため家に行くと
亡き妻の服を着て娘の世話をする
ダヴィッドに出会います。
すると彼から女性の服を着たいと
打ち明けられ困惑するクレールでしたが
やがてダヴィッドをヴィルジニアと
言う名前で呼び夫に内緒で交流を
重ねるうちにクレール自身も
女性としての輝きが増していき…。
『彼は秘密の女ともだち』見た方の感想
「おもしろかった!現実にはありえないでしょ!気持ちが悪い!と男性の多くは考えるかもしれませんが女性は恋だの愛だのはなんでもありです。異性でハンサムでいや美人で優しくてだから好きになった、それは普通のことでしょう。ですがそれは違いで人を好きになるのには条件なんてないし理由などない理不尽なことです。といった当たり前のことを当たり前ではない設定で描くのがフランソワ・オゾン監督です。」
「同性愛だからといって自分を受けいれてくれるなら「誰でもいい」というわけではなく。あなたに、きみに、受けいれてほしい。誰でもいいんじゃない、
君じゃなきゃダメなんだ。クレールとダヴィッド(女性に生まれ変わってヴィルジニア)は観た目は奇妙だけれど、愛情はどこも変じゃない。そう思いました。」
「“ありのままの自分を受け入れる”ということをテーマに、真っ正面から向き合った映画な気がしました。自分を男から女だと認めて行く葛藤だけでなく、彼の変貌に亡くなった愛しい親友を重ねてしまうという不思議な心の変化に戸惑うクレール側も描かれているのが斬新に感じて、とても面白かったです。」
「女装をしはじめた親友の旦那との関係、それと共に自分自身の性について自覚し始め、セクシャルマイノリティ的にはかなり興味深い話です。そして新しい形の家族の話でもあるなぁと思いました。」
「”本来の自分”にはなかなか気付くことはできないのかもしれません。ピタッとくる”本来の自分”に出会えたなら、きっといきいきと輝いて生きていくことができるのだと思いました。自分と向き合い苦悩しながらも、本来の自分に変わっていく姿や感情をとても繊細に表現していたと思います。この映画は、頭で理解しようとするものではないのかもしれません。」
最後に
いかがでしたでしょうか?
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足を運んでみてはいかがでしょうか?
ではまた。
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