
名作映画!「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のあらすじや見どころは?
一度見たら生涯忘れられなくなる名作
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、
“鬱三部作”を手掛けたことで有名な
ラース・フォン・トリアー監督が
手掛けた作品で
出演はビョーク
カトリーヌ・ドヌーブ
デヴィット・モースなどが出演されています。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」あらすじ
出典:Yahoo!映画
1960年代アメリカ。
セルマ(ビョーク)は
女手ひとつで息子のジーンを
(ヴラディカ・コスティック)
育てながら工場で働いていました。
彼女は遺伝性の病のため
視力が失われつつあり
ジーンも手術を受けない限り
同じ運命を辿ってしまいますが
彼女に対して理解と愛情を持つ人々に
囲まれ満ち足りた生活を送っていました。
手術費用を貯めるため
内職もしていました。
しかしある日工場を解雇されてしまい途方に暮れていると貯めていたお金まで盗まれている事に気づき…。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」見どころ
「普段生きる世界は心地よいことがもちろんで、花瓶に生けられるのバラは黒いより白い方がいいし、曇りよりは晴れが嬉しいです。私も映画は基本的に明るくて楽しいのが好きで、観ていて楽しくなるもの部屋でかけていて目にも楽しいもの希望を与えてくれるもので、この映画では見事に演出材料となっているミュージカルなどが大好きです。世の中は出来るだけ美しくあってほしいですが、それでもこの絶望的映画は素晴らしいです。手で顔を覆いながらも指の間から画面を離さず魅了されてしまいました。」
「この映画で描かれているのは、感動というよりは、冷酷な現実はもちろんのこと、その現実を突きつけられる私たち、ひとりひとりに向けられた怒り、哀しみなのかもしれません。彼女は、自分の求めている暮らしに対して、自分ができること、しなければならないことを、きちんと理解している人です。彼女は、自分が“生きる”力が少ないことを、受けいれますがめげずに、どんな小さな幸せでも満足できるし、どんなにつまらない日常からも、その小さな幸せを見出すことが出来ます。彼女は、いつでも、どんな場所でも唄い、踊ることで幸せに変えることが出来ます。それは小さな、ほんの些細なことですが、大きな力なのです。それが、周囲の人には受け入れられなかったものだとしても、ほんの少しだけ、彼女が手を伸ばした、大きな幸せ。そこにあった悲劇。彼女は、そのことに対して、切ないほど責任を感じますが、それを全うしようと懸命に努力したのに、他の人間たちは、努力もせず、自らの責任も果たすことなく、もっと大きな幸せを手にする。日常を変える美しさと、その裏にある、いまにも砕けてしまいそうな彼女の純粋さを、伸びやかな歌声のせ、懸命に果たされようとした、彼女の愛は、どうしてこんな結末を迎えなければならなかったのか。愛とは、純粋であればあるほど受け入れがたいものなのか。だからこそ、この歌声を、終わらせてはいけません。人々は、そこに託された愛に気づかなければなりません。」
最後に
いかがでしたでしょうか?
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ではまた。
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