
映画「古都」川端康成の不朽の名作が蘇る!あらすじや原作の評判は?
「古都」は1962年に
発行された長編小説で
著者の川端康成さんの
名作の一つです。
過去にテレビドラマ化や
舞台化、映画化もされています。
映画化は過去に岩下志麻さんや
山口百恵さんが主演を務め
2度映画化されているんですが
なんと松雪泰子さん主演で
リメイクされました。
早速チェックしていきましょう!
「古都」あらすじ
出典:映画.com
京都室町に代々続く由緒正しい
佐田呉服店を営む女主人
佐田千重子(松雪泰子)は
20年前に店を継いで以来
平穏な生活を送り続けていました。
千重子の娘・舞(橋本愛)の
大学の友人は就職活動に励む中
店を継ぐべきか迷っていました。
一方、千重子の生き別れた
双子の妹・苗子は
京都のはずれの北山杉の里で
林業を営んでいましたが
経営難に頭を抱えていました。
ある日苗子は美術を学ぶため
フランスに留学中の娘
結衣(成海璃子)に会うため
パリを訪れます。
同じ頃、舞も日本文化を披露する
イベントに参加するため
パリへ行くことになり
2組の母娘の人生が初めて交差し…。
「古都」の原作を読んだ方の感想
「双子の美しい姉妹が、ある事をきっかけに再会し親交を深めていきますが、過ぎた日を取り戻すことはできません。運命は変えれますが、宿命は変えられないみたいな(笑)。川端康成さんの作品を読むと、しみじみ日本語の美しさに気付かされます。千恵子や苗子だけではなく、京都そのものを主人公であるかのように見せれるのは、川端康成さんだからこそだと思いました。日本語でなければ、この美しさは実感できないと思いました。」
「私は、京都に行った事がないので分かりませんが、昔の京都の美しさみたいなものをこの作品を読んで感じました。今は、派手派手な広告に街並みを考えず、ポンポンポンポン高層ビルが立ち並び、「自分が幸せなら赤の他人の不幸せなんて知った事か」のような考えを持つ若者が増えてきてるように思います。もしも、川端康成がこの小説を書いたときには美しい日本が崩れてしまい、その悲しさからこうした作品を生み出したのかもしれません。ということになると、今の状況に嘆くばかりではダメで、自分自身の力で古来の美しさみたいなものを生み出す為の貢献をしたいという気持ちにもなります。」
最後に
いかがでしたでしょうか?
松雪泰子さんいつまでも
美しいですよね。
山口百恵さんバージョンと
見比べても面白そうですね。
ではまた。
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